2020年白ワイン用ぶどう収穫

2020年白ワイン用ぶどう収穫

Blanc2020

まだまだ太陽が暑く照りつける日が続くなか、8月もゆっくりと終わりを迎えようとしていました。ラ・ドーフィーヌでは早朝からスタッフを動員して、2回目となる白ワイン用ぶどうの収穫を手摘みで行ないました。 約1ヘクタールの区画は、ソーヴィニヨン・ブラン80% とセミヨン20%、オーガニック農法(AB)の認証を取得しています。

空模様は良好で、夏終盤にしては乾燥もさほど深刻化しておらず、ぶどうも存分に好天を享受しています。 衛生状態は申し分なく、収量は前回同じく予想生産本数500本。 ル・ブラン・ド・ラ・ドーフィーヌはまたしても希少価値の高いキュヴェになりそうです!

ソーヴィニヨン・ブランは醸造がスタートしたばかりですが、柑橘果実(グレープフルーツやレモン)のアロマを特徴とし、一方のセミヨンは、桃などの黄色い果実の甘いノートが印象的です。 まだまだ控えめなこれらのアロマも、発酵終盤にはより一層の存在感を示してくれるでしょう。 理想的なバランスに整った糖分と酸を含み、生き生きとした風味の、みずみずしさのあるワインをお届けできそうです。

3分の1のワインにはこの後、新樽を使った育成・熟成(発酵も含む)を実施し、その他のワインはステンレスタンクでの作業です。 ボリューム感のあるオイリーな仕上がりを目指して、育成・熟成はシュール・リーで行ないます。

ル・ブラン・ド・ラ・ドーフィーヌ 2020は、オーガニック農法(AB)の認証を取得しており、ファーストヴィンテージのスタイルを受け継いでいます。 ひときわ目を引くボトルの外観デザイン、エレガントで風味ゆたか、バランスの良い酸が印象的な白ワインです。熟成ポテンシャルは5、6年です。

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